―黒蝶―
―秋葉…

アタシ、アタシ何なの?

もうわからない。

色んな人を苦しめて、色んな人に迷惑かけた。



こんなアタシいなくなればいい。

消えちゃえばいいのに…


「イケ、七瀬」

「―え?」

「お前は白烏が好きなんだろ?告白してこい」

「でもっ…」

「もし、お前らが付き合うことになったら…そのときは二つのチームはケリをつける」



!!それって…ケンカ。

アタシ、またたくさんの人を巻き込んでる。



「七瀬、行け」


秋葉に背中を押される…

「…っ、秋葉ぁゴメン!」

< 87 / 150 >

この作品をシェア

pagetop