好きでいさせて…
『あたしまだアド知らないから教えて★』


と言うと、ちょっと不満そうな顔をしながら


空メールを送ってきた



『ありがと!』


するとさきがいきなり振り返って


『いいよ〜★てか待ち受けらむとの写メがいいからそこの公園行ってとらない?』


新品のケータイを握り締めた
さきがキラキラした目で
訴えかけてくる


『じゃあ…あたしもさきとの写メを待ち受けにしょ〜っ♪』


笑顔でいうと、

さきは大喜びして

公園に向かって走っていった
< 3 / 6 >

この作品をシェア

pagetop