此処から先、晴天なり
「ほら、前の並びに『ひばり』ってスナックあるだろ。そこのチ−ママだよ。永遠は」


グラスにこれでもかってくらいJAPANを注ぎ込みながら、颯太があたしの自己紹介をした。


「永遠…さん?ちゃん?どんな字書くの」

「永遠って書いて、とわ♪だよね−♪」


保奈美は将誠と一緒に帰ってきた一弥と騒ぎながら、またフォローしてくれる。


「いい名前だね」
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