届かない想い…
そこには大介と結実子が一緒に登校していた。

結実子は大介の腕を掴んでいる。

な…なんで!?

ドッドッドッ!!

今度は何!?

大きい音をたてながら走ってきたのは、新聞部の部長、細川光希と副部長の川口拓人だった。

新聞部の2人は、私たちを押し退けて

『なぜ、お2人は一緒に登校してきたのですか?』
光希が結実子にたずねた。

私と百合はつばを飲んで、返事を待った。

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