大好き
「なぁ、お前最近夏樹とどうなってんの?」
昼休みも終わり、再び授業。
「ど、どうって?」
「だ~か~ら~、上手くいってんの?って聞いてんの」
「ら、らぶらぶだもん」
「本当に?」
ニヤッと笑う隼人。
「本当だよ」
こいつ勘がいいのか?
と、思う。
「まあ、フラれたときは俺が慰めてやるよ」
「結構です!!」
「冗談だって。まっお幸せに~」
隼人は笑顔で言った。
ねぇ、夏樹くん。
私達、大丈夫だよね?