幸せの条件
 「あたしってバカだ。これだから若いママは・・・って言われちゃうのよ。あたしの悪いクセ。根掘り葉掘りいろいろ聞いてしつこくしちゃう。不愉快よね?」

「ううん。」

「本当?じゃ、教えて!」

夏子は、立ち上がり、煙草をくわえたまま携帯電話を取り出す。

「メアド!」

煙草を灰皿で消しながら携帯電話を私に見せた。

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