幸せの条件
目が覚めても
父の容態は変わらず、友馬もまだ意識が戻らない。
私は、会社の昼休みに姉を呼び出した。
病院では話しにくいので近くの和食屋で待ち合わせをする。
「・・・お待たせ。」
姉が約束の時間より10分ほど遅れてきた。
食事をしながら少しどうでもいい話をする。
「・・・ねぇ、お姉ちゃん。」
私は、話したいことを切り出すため真顔になる。
静かに封筒を姉の前に置く。
「私、初耳だったわ。」
姉の視線が封筒の下に書いてある施設名に釘付けになった。
私は、会社の昼休みに姉を呼び出した。
病院では話しにくいので近くの和食屋で待ち合わせをする。
「・・・お待たせ。」
姉が約束の時間より10分ほど遅れてきた。
食事をしながら少しどうでもいい話をする。
「・・・ねぇ、お姉ちゃん。」
私は、話したいことを切り出すため真顔になる。
静かに封筒を姉の前に置く。
「私、初耳だったわ。」
姉の視線が封筒の下に書いてある施設名に釘付けになった。