幸せの条件
 3日後、彩人が引っ越してきた。

荷物の少なさに私は、驚いた。

仕事は姉に付いて一から学びつつ、海外に強いことから姉は、会社の海外部署をすべて任せた。

2人が会社での信頼を得ること、仕事で頑張ることがまず大事と鼻息を荒く、一生懸命だ。

私は、友馬に呼び出され、久し振りのデートを楽しんでいる。

「・・・ここでいいだろ。」

外観だけで友馬は、カフェに入っていく。

私たちは、テラスに案内され、メニューを渡された。

「ねぇ、普通デートっていったらお店とか調べておくでしょ?」

「デートコースを事前に決めといて何が楽しい。」

友馬は、パラパラとメニューを見る。

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