桜の木に「こんにちは」
「おおきに♪♪
ほんまに助かったわぁ♪♪
うちは、木石 風香(キイシ フウカ)よろしゅうね?」

そう言って風香ちゃんは、私に手を差し伸べてくれた。
私は、その手を握り握手を交わした。

「あいつ………
A組みの、松川 蘭那(マツカワ ランナ)
ちなみに、うちはB組♪♪」
「私は、雨音 留季です♪
恥ずかしいケド………
C組なんだぁ………」

風香ちゃんは、考えるような顔をして

「なんで、かわええのにC組なん?」

っと言って、私の頭を撫でる。
そして、なにか閃いたような顔をして

「スタイルか!!」
「………な゛Σ」

っと言った。
私は、風香ちゃんをポカポカ叩く。

「はははっ♪♪」

風香ちゃんは、ツボに入ったのか大爆笑しながら部屋に入って行った。
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