桜の木に「こんにちは」
「先生さ?
うちらに、恥をかかせたいの?
部活やりたくても、運動部入ったってレンギュラーになれるわけないし………
その他、違う部活入ったって、邪魔者扱いされだけでしょ?」

先生は

「そ…そんな……こ」

図星なのか、反論する言葉が出て来ないようだった。
そして、それに追い討ちをかけるように

「だって、C組贔屓されてるじゃん。
上手くてもレギュラーになれない………」

その子は、一瞬つらそうな顔をすると

「あーぁ、私もB組入れるはずだったのに」

っと言って、先生をきつく睨みつける。
先生は

「こ、今週までに出してね!!」

っと言って、チャイムが鳴ったと同時に、教室から逃げるように去っていった
< 7 / 26 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop