桜の木に「こんにちは」
「はぁー?
なんでやねん!?
あんたら頭おかしいんちゃう!!」

私の部屋の近くからする怒鳴り声

「だからいれろ言うてるやろ!!」
「いやよ、あんたみたいなバカと一緒なんて」

………喧嘩?
ってか、私の部屋の前でやらないでよ………

「バカが移るでしょ?
っていうか、なぁに?
そのしゃべり方………
あはは♪変なしゃべり方♪♪ふふっ♪♪」

もう一人の子は、顔を真っ赤に染める

「ばーか、バカは風邪引かないんだから、外のベンチで寝れば?」
「バカ言うたほうがバカなんや!!」
「まだそんなコト言ってるの?
お子様ね?ふふ♪」

『………ぶち』

私の中の何かが切れた。
それに周りの人も困ってる………

「そこで喧嘩しないでよ!!
迷惑だし邪魔………
それに、あんた………
人の方言バカにする?
最低………
っていうか、バカとか言ってる時点で、あんただって、お子様」

言ってやった!!
方言の子じゃない方は、どこかに行ってしまった。

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