高校恋愛
『…っ好きな人いるの?』

「いるよ同じクラスに」
そう拓人は囁いた。
私はショックだった。もし私以外の女子だったらあの前に歩いていた人達かも知れないから。            「俺は上で5時間目受ける。先に行ってるから後で来いよ」って言われたから引き止めたくても引き止めた理由なんてない。   だだ隣にいてほしいだけ‥
ただ『うん…わかった…後でね』しか言えなかった。

私の言葉を聞いて保健室の扉を拓人は閉めた。

イチゴミルクは甘酸っぱくていつもと飲んでるイチゴミルクじゃない気がした。
< 11 / 17 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop