どんな貴方も愛するよ..

たかくんは、片手に花束を持っていた。


生まれて初めて貰った、花束。


凄く嬉しくて、ますますたかくんに惹かれていく、私。


私『ありがとうございます!!』

隆文『そんな喜んでもらえてよかった。電車中恥ずかしかったけど、まぁよかった。』

私『電車中、これ持ってたんですか?笑』

隆文『持ってなきゃ渡せないだろ。笑』

私『笑 本当ありがとうございます!!』

隆文『じゃあ、俺待ってるから仕事頑張れよ!!』



たかくんは、店の外に出て時間を潰していた。


私は、待たせてる事の罪悪感を感じ、オーナーにちょっと体調が悪いと嘘を付き、バイトを19時頃早退した。


隆文『お前、仕事は?』

私『たかくんが気になって、早退しちゃいました!!笑』

隆文『そっか。ごめんな~』

私『なんで謝るんですか。笑 さっ行きましょ!!あっ荷物置きに家行ってもいいっすか?』

隆文『おう!!』

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