どんな貴方も愛するよ..


私たちは、荷物を置きに一旦私の家に行き、それから電気屋に向かった。

約束をしていたのだった。


毎晩、7時間も電話をしていたから、WILLCOMを借りようとしていた。

結局、その日は借りず、電気屋をあとにした。


近くのコンビニへ向かった。


私『あっ花火だ!!たかくん、やりませんか?』

隆文『いいね~やろうぜっ』


私たちは花火を買い、近くの公園へ向かった。


私『今年初花火!!』

隆文『俺なんか何年もやってないぞ』

私『そうなんですか?こんな楽しい事、必ず1年に1回はやらなきゃ損ですよ!!笑』

隆文『そうだな。笑』


私たちは、小学生に戻ったように花火ではしゃいでいた。


♪~


たかくんの携帯が鳴った。

ちょっと離れたところで電話をしてるたかくん。

私は、ロケット花火をたかくんに向け、飛ばした。

たかくんは電話をしながら私を必死に追い掛けてきた。


電話が終わり、私に“お前~”と笑いながら花火を飛ばしてきた、たかくん。




ねぇ、たかくん。

もの凄く楽しかった。


久々に沢山笑った。

心から笑えた。

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