となりの部屋
プロローグ
たまたま、だったのだ。
本当に。
いつもの俺は、爆睡魔だから
ベットに入ると約3分で
もう夢の中だ。
学校でも、友達と居ても
時に女と居るときでも
いつでも眠れるくらいだ。
そう、いつもなら だ 。
その日は金曜日だったし、
見たいTVもやってたし、
おまけに週末だから宿題もあって
次の日はバイトやらで忙しいから、と
色々していたら、深夜2時。
こんな時間まで起きてられた自分を
褒めてあげたくなるほど
驚いて、
そして睡魔に襲われ
眠ろうとしていた時。
遠くから聞こえてきたんだ。