俺様彼氏×オクテな彼女
ガラガラ―・・・
「だから違うってばっ!!恭哉なんて一つも好きじゃないっ!
大っきらいだもん!」
「えっ・・・」
えっ・・・嘘・・・恭哉が、いる?
どうしよう・・・
「ちっ、違う・・・恭哉、違うから・・・」
「何が違うの?俺、凛のこと信じてたのに・・・ひどいよ。」
一瞬なにが起きたか分からなかった・・・
違う、違うよ。誤解だよ・・・恭哉。
あたしは、恭哉が・・・
「もういい。凛ちゃんなんてもうしらない」
ガラガラ ビシャッ!
まって・・・まってよ・・・
あたしはなぜか自然に涙が出てきた・・・
嘘ついちゃった・・・
恭哉に・・・なんてことしちゃったんだろ
それからずーと泣きながら家に帰ると、
いつも晩ご飯を一緒に食べるのに今日は恭哉の姿がない・・・
そ・・・うだよね、あんなひどいこと言っちゃったんだもんね・・・