俺様彼氏×オクテな彼女
なんかお母さんがいつもよりなんか顔が
悲しんでる・・・


「ど、どうしたの?」




「明日お父さんの事情で恭哉君が転校するんだって・・・」



えっ?・・・嘘。

転校?恭哉が?


えっ、じゃあ、今日は最後の学校だったんだ。




最後の学校なのに・・・
なんてことしちゃったんだろ・・・



なんども、なんども恭哉に謝りたかったっ・・・


『ごめんね、ごめんねって』





次の日、朝早くに恭哉と恭哉のお父さんが家に来て




「恭哉と長い間仲良くしてくださってありがとうございます。
凛ちゃんっ、今まで恭哉と遊んでくれてありがとうなっ・・・」




恭哉のお父さんがおじぎして泣きながら何度も何度も言ってきた・・・





「ほら、恭哉も挨拶して。」





「・・・・・」




「コラっ!・・・ごめんね、ちょっとショックみたいだ」





「じゃあ凛ちゃんまた会える日を望んでいるよ」




「はいっ。こちらこそ・・・」


その言葉を言ってから引越し屋のトラックに乗ろうとする
恭哉が一瞬振り返って・・・

最後に一言。


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