この恋が終わるまでに。
未来へ。
真剣な表情で言った大熊くん。
その表情が凛々しくて。
格好よくて。
つい、見とれてしまった。
「〜つっ、だから///」
「あ、ごめんなさいっ!」
こんな照れ屋で優しい大熊くんとなら、10年先も、20年先も、100年先だって一緒にいられるよね?
わたしは、あの恋が終わった時
悲しくて。
苦しくて。
先になんて進むどころじゃかった。
でも、
もし、
この恋が終わってしまっても、わたしは
前を見て、歩きたいと思います。
「わたしも、大好きです」
―おしまい―