この恋が終わるまでに。
「カナ、マジごめん!!」
「・・・」
「ごめんって!!」
「・・・そんなこと言われても、あたし。許す気ないから」
「え・・・ちょ、カナ!?」
「だって!今日は一年の記念日だよ!?なんで忘れるの!?」
「・・・それは」
「あたし達にとって、すごく大事な日なのに・・・ひどすぎるよぉ」

カナは泣き崩れてしまった。
わたしはどうすればいいかわからない。
カナ・・・・・・


「カナ、悪かったって!これから家行こーぜ!?」


き、恭平さん・・・
無理があるよ。
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