好きになってもいいですか?
プルル~♪♪

紗希はいつものように声をすこしだけ高くして電話に出た。

「はい?紗希だけどぉ」

「あ、紗希?美夏だよん♪また声つくってんの?よく疲れないねぇ」

ハイテンションで電話に出たのは、幼馴染みの美夏だった。
美夏だけはなんでもはなせるゆういつの友達とよべる存在だ。

「まぁねぇ、てかどうした?」

「あぁ♪今から合コンなんだけど来ない?一人ドタキャンでこれなくなったからさぁ・・・ね?来ない?23のイケメン社長もいるからぁ♪」

これを世の中の大人が見たら相当ビックリするだろうなぁ・・・
絶対中2の会話じゃないよね・・・(笑)
時計を見ると6時半だった。
行こうかなぁ・・・
暇だし、

「いいよ♪何時から?」

「やったぁ☆じゃあ時間と場所はあとで電話するねぇ」

「りょうかぁいっ!」

紗希はノーメークの顔に丁寧に化粧をしていく、
髪がもう少しで巻き終わるところで美夏からメールが来た。

to:紗希

7時半にいつもの飲み屋に集合だよぉ☆







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