プレイガール
第1夜
あたしはプレイガール
「ねぇ…あたしのコト好きぃ?あたしはねぇ要くんのこと好きぃ」
甘ったるい声で毎晩のようにいろんな男達とベットで過ごす
男なんてこんなコト言えばイチコロ
簡単にオトせちゃう
『俺も…俺も美砂のコト好きだよ…』
ほーらね
超単純
簡単すぎ
つまんなぁい
「ふーん…そ。あんたつまんなぁい。バイバイ」
『え…?』
男の腕からするりと抜けてささっと服を身につける
『ちょっ…まっ…美砂!?』
戸惑う男を背にして
「ゴメンねぇ…あたし簡単にオトせちゃう男ってつまらないから嫌なんだぁ…」
『そんなっ!?美砂ぁ…あと1回だけシてくれよ…』
あたしはクスッと笑みを落とし、肩を竦めながら
「そんなに気持ちよかったぁ?ウケるんですけど~。あっ!!でもあんた結構SEX上手いから自信持ちなぁ~」
『待ってくれ美砂ぁ…』
そんな声を聞きながらあたしはホテルを後にした