ボタン雪
やっぱり来たか…

痴漢親父。

すうっと大きく息を吸い込む。

大声を出して、

「痴漢です!」

と言おうとした、ちょうどその時。

耳に心地よい声が聞こえた。

「俺に任せて。」

その瞬間、私は知らない男の人に抱き寄せられていた…。

< 4 / 12 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop