スキ…だだそれだけ


時間が止まるって、このことだと思う



あたしは呼吸をするのも、瞬きをするのも忘れて、




ただ君に見入っていた








「…ねぇ」


沈黙を破ったのは君


…透き通るようなその声で、あたしに一番嫌いな言葉を言わせようとする…








「君、なんて名前?」








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