年下Prince.
見事にサッカーボールがあたしの頭に命中。
美希ちゃんの方にはいかず安心したけど、
そんな余裕こいてられたのは、ボールが当たったときのように一瞬で
すぐに、痛みがあたしの頭を襲ってきた。
「いたー…。」
ボールが当たった場所をかばうように手を添えた。
バシーン!!っていい音がなったから余計にいたい。
「絢音!いける!?
めっちゃすごい音、なったけど!!(焦)
保健室、行き!!
ついていこか?」
隣では美希ちゃんが心配してくれていた。
すると、あたしに当たったサッカーボールを
蹴ったであろう人があたしに近づいてきた。
「すいません!やばっ…
あの、保健室いきましょう!!
ついていきます!」
「いいよ!1人で行けるし、練習あるやろ?」
「や、でもおれが当てたから…」
と、結局ついてきてもらうことになった。