年下Prince.



――――


保健室で保冷剤を貸してもらって、

保健室をでると、その人は保健室の前の廊下で待ってくれていた。




「あ…、大丈夫でしたか?」



「うん、ありがとう。
練習、戻ってくれててもよかったのに…


あ、名前聞いてもいいかな?」




「あ、はい。1年の中山です。」



中山くんか…

敬語やったから1年生かなって思ってたけど、
やっぱりそうか。



「じゃあ、練習戻ろ?
中山君、ありがとうね。」




「はい!


あの、ほんまにすいませんでした。」



「謝りすぎやで、気にせんといて。(笑)」




よかった、と中山くんは笑った。




< 110 / 120 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop