年下Prince.
「唯斗先輩が、秀斗先輩と双子なんて
思われへんよな…
何であんなにも違うんやろ…」
「あー、なんか人見知りなだけらしいで。」
「へー…でも、唯斗先輩は
人見知りじゃないよな。」
「うん。おそらく二卵性でそれぞれ
お父さんとお母さんの性格が似たんやで。
たぶん。」
「なるほどー」
「練習終わったみたいやな。
ちょっといってくる。」
「はーい」
美希ちゃんは練習後の
ミーティングに行った。
人見知りやから無愛想に見えるんや。
なるほどねー、じゃあさ、仲良くなったら
愛想良くなるんやろな。
そう思えば、ちょっと
仲良くなってみたい気もする。
がんばってみよかな。