年下Prince.
帰ってる途中に郁弥君が喋った。
「そう言えば、来週って
練習試合ですよね。」
ほー…
練習試合なー
「何時からですか?」
と、秀斗先輩に聞いてみた。
「昼から。」
昼からやったら、結構寝れるよな。
「じゃあ、行こっかなー」
だって、ちょっと興味あるし。
「ホンマですか!?」
郁弥君が、あたしの顔をのぞきこむ。
「うん。昼からやったら、
朝は寝れるしなー」
「じゃあ、おれがんばります!」
「あれ?郁弥君レギュラー?」
「こいつは、1年のなかで1番うまいで。
2年のなかに入っても違和感ないぐらい。
スタメンじゃなくても途中交代とか
やったら、結構でるで。」
と、秀斗先輩が言った。
へー、すごいなー。
「すごいな!郁弥くん。がんばって!」
「はい!でれたらですけど。(笑)」