年下Prince.


「美希ちゃん!」




「絢音!きてくれてありがとう!」


「うん!相手チームって強いん?」



「うーん…、唯斗先輩が言うには
結構強いらしい。

前の大会でベスト4なんやって。
うちのチームは、その大会のとき
2位やったけど。

あと、直接試合したことない
みたいやねん。」



「初めてなんやー。」



「うん。絢音、応援してな!?」



「うん!ポジションの名前とか
ルールとかあんまりわからんけど、
応援はできるし!!(笑)」



「じゃあ、頼んだで!ミーティング
行ってくるな。」



「はーい。」



美希ちゃんは走ってベンチに戻っていった。





「相手チームとは初めて試合するけど
気い引き締めてやれよ!」



「「「「「「「「「「はい!!」」」」」」」」」」








広川先生、声でかっ。
丸聞こえやし。



作戦とか言ってるんとちゃうから
別にいいけど。









いよいよ試合が始まった。



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