年下Prince.
「よっ!」
「あ、唯斗先輩!」
目の前に、唯斗先輩が現れた。
「こんにちはです。」
「どうしたん?そのノート」
「あー、今日は授業中爆睡してもうて(汗)
で、部室借りていいですか?」
「なるほどー、大変やな
部室やったら、絢音ちゃんは
よく手伝いとかしてくれてるし、
遠慮なく使って。」
「ありがとうございます、がんばります!」
早速部室に入ると、
秀斗先輩がぐっすり眠っていた。
「くあ〜」
と、あくびもしている。
近づいてよーく、見ると
やっぱり綺麗な顔してるな。
パチ
「うわっ!」
「ほあ゛ーっ!!!!!!!!」
いきなり秀斗先輩が起きて目があったから、
変な声が出た。
「だっ…!!
絢音か…」
秀斗先輩は一瞬誰かわからなかったらしい。
てか、下の名前呼び捨て。
不覚にも、一瞬ドキッとした。