年下Prince.




「うわ〜!!ごめん!絢音ちゃん落としてもうた!」



そういって、唯斗先輩は自分の服をつかって
床に落ちたプリンを掃除しようとする。




「わー!!やめてください!あたしがやります!」




あたしは強引にしゃがんでいる唯斗先輩を
引っ張って止めようとした。

でも、男の人の力にはかなわなかった。



そのうえ、あたしは勢い余って、
唯斗先輩が立ち上がった瞬間に
体がよろめいてしまった。




「うわ…っ!」





ぱしっ







「わっ、すべった…」






ガタッ、どさっ




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