年下Prince.
あたしはとりあえず、リビングに戻った。
「―…………秀斗先輩。」
「ん?」
「なんで残ったんですか?
女嫌いじゃないんですか?」
嫌味に聞こえたかな?(笑)
「前に言うたやん、お前はべつにいいって(笑)
まあ、聞きたいことあって。」
「聞きたいこと?」
「まあ、べつに今聞かんでも
いいことなんやけど気になって。」
「はあ…。」
あたしは秀斗先輩と向かい合わせに
なるようにソファに座った。
「昨日、郁弥…
お前んち泊まったんか?」
……………………。
ぼっ〃〃〃……!!
「その赤い顔はなんや!!
何があったんや、昨日の夜!」
なんで、夜限定なんですか…(汗)
じゃ、なくて!!
あたしが、赤くなったら
そうです!ありました!
って言うてるようなもんやん!
「なんもないです!普通です!!」
あたしは必死に否定した。