虹色蝶々
・第1章

月の無い夜

今日は月が見えない・・・。




僕は溜息をつく。


下を見下ろすと「地上」が見える。


上を見上げると「真っ暗な空」が見える。


正確には見えるとは言えない。


ただただ真っ暗な世界が広がっているだけだから・・・。


・・・僕らは一般に「妖精」と言われる存在だ。


妖精の種類は


人間を幸せにする妖精


人間を不幸から守る妖精


人間を不幸にする妖精



大きくこの3つに分けられる。

< 1 / 5 >

この作品をシェア

pagetop