大好きな君へ

「ちょっと〜!めっちゃかっこええやん!!幼なじみなん!?」


沙織が興奮したように言う。


「そうだよ〜!ずーっと一緒なの。」


「うわぁ…うらやましいわ〜!!由梨奈は幸せ者やなぁ〜!」


「うん!!」


沙織とはすぐに仲良くなれて、ホッとした。


入学式も無事に終わり、帰ろうと準備をしてると、


「由梨奈、ちょっと待ってて。一緒に帰るんだろ?」


「うん!わかった。待ってるね。」


10分くらい待ってると、悠が戻ってきた。


「わりぃな。」


「平気!どうしたの?」


「サッカーのことで先生に呼ばれてたからさ。」


「そっか!じゃあ帰ろ!」


「おぅ!!」


そしてふたりで一緒に帰った。



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