大好きな君へ
季節はめぐって…
とうとう夏になった。
あたしたちはと言うと…
悠と達也はもちろんサッカー部で頑張ってる。
あたしと沙織は、なんとサッカー部のマネージャーになりました!!
沙織は達也に一目惚れしたって。少しでもそばにいたいからってことでマネージャーに。
クラスではずーっと4人で一緒にいる。
そんなあたしたちだけど…そろそろ前に進みたい!っていうことで。
夏休みにはいってすぐにある夏祭りにみんなで行くことにした。
「悠!夏休みはいってすぐにさ、地元で夏祭りあるじゃん?4人で行かない?」
放課後、悠に聞いてみた。
「あぁ。あれか〜。いいんじゃん?行こっか。」
「ホント??やったぁ!!」
ぴょんと跳びはねると、
「おい、由梨奈。お前気をつけろ。また発作起きるぞ。」
「はーい」
「全く…俺はマネージャーやるの反対だったんだからな??炎天下にいたらなにが起こるか…」
「もぅ!悠。そこまで心配しなくて大丈夫だから。ねっ??」
「わかったよ。」