大好きな君へ

待ち合わせの時間は6時。5分前には着こうと思って早めに行ったら、悠達はもう来ていた。


「悠!!」


「おっせー…よ」


そう言ってあたしから目をそらす。


「悠達が早いの〜!!ねぇ、なんで目そらすの?」


「なんでもねぇよ。ほら、行くぞ??」


「ふーん…あっ!待ってよ〜!!」


「由梨奈〜!置いてくで〜?」


沙織にも言われてあたしは急いでみんなに追いついた。



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