大好きな君へ
茶髪にピアス。いかにもチャラそうな人たち。
「いえ。友達いるんで。」
内心怖かったけど大人っぽく言ってみた。
「いないじゃん!俺らと遊ばねぇ?」
「もうすぐ来るんで。結構です。」
突き放すように言ってみたけど相手にされず、
「いいじゃん!ほら。」
腕を捕まれてしまい、あたしの力じゃ抵抗できない。
「離してよっ!!」
「やだね。かわいいから遊びたくなっちゃった♪」
そう言ってあたしは近くの公園に連れ込まれてしまった。