大好きな君へ

「よかったね〜!!おめでとう!」


なんだかあたしまで嬉しくなった。


「ありがとな〜。それはそうと…由梨奈はどうだったん?なんかなかった?」


「あー…えっと…。」


あたしがぶつぶつ言ってると、


「なんや!なんかあったんか?」


沙織が興味深々に聞いてくる。


「んーっと…」


「はよしぃや!!」


「わかったよ!!実はあたしも昨日悠に告られた!!」


恥ずかしそうに言う。


「うそやろ〜!!?やったやん!!由梨奈もかぁ〜…」


「うん…」


「ってか記念日一緒やん!!」


「ほんとだ…」


「なんか嬉しいなぁ!!頑張ろな!!」


沙織は満面の笑顔であたしに言った。


「うん!!」



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