大好きな君へ
それからうちでずっと話し続けていたあたしたち。
「そうや!!これからふたりで洋服とか見に行かへん?」
「いいけど…急にどうしたの?」
「今度ダブルデートなんて行かへん?」
沙織がニヤっと笑ってそう言った。
「行きたいかも…」
実はあたしもそう思ってたんだよね♪
「せやからそのためにやろ♪由梨奈は結構カジュアルな服多いやん?」
「うん…」
「もうちょいかわいい感じの服見てみない?」
「わかった!!行こ♪」
そう言ってあたしたちは近くにあるショッピングモールに向かった。