大好きな君へ

急ぎ足で歩くとギリギリ間に合った。


「大丈夫か?」


「大丈夫だよ。」


ちょっと苦しいけど。


「もしつらかったらすぐに言えよ?」


「うん。」


そして、あたしたちはクラスが発表されてる掲示板の方へ向かった。


掲示板の前には人だかりができていて、背が小さいあたしには見えない。代わりに悠が見てくれた。


「おっ、俺ら同じクラスだぞ?」


「ほんとに?」


「おぅ。1年8組だってよ。」


「やったー!!悠と一緒だぁ♪」


おもいっきりテンションが上がるあたし。


「まじかよ〜…」


「そんなこと言わないの!ほら、教室行こ。」


あたしたちは教室に向かった。



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