ねぇ、先生。



ガラッ


教室のドアが開く音がした。


「あれ?高島、
もう学校に来てたんだ」


それは先生だった。


私は影が薄い子で
皆からなかなか私の名前を
覚えてくれなかった。


もう覚えててくれてるんだ…。


私はすごく嬉しかった。


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