ねぇ、先生。



「…そっか。
そんなことが………」


話が途切れてしまった。


それは沙月のお母さんが
泣いてしまったから。


「ごめんなさい……」


何回謝っても足りないくらい。


沙月をずっと傷つけて
きたのだから。



< 322 / 361 >

この作品をシェア

pagetop