ねぇ、先生。



私は先生の死体を埋めた。


そして、木の根元に生えていた花を
もぎとった。


「だから―……」


それを先生の死体を埋めた
場所に添えた。


『サヨウナラ』



< 358 / 361 >

この作品をシェア

pagetop