◆ 隷属執事


「静かにして」と言うと
要は何も言わなくなった




それから
気付けば眠っていた



扉のそばにいたけど
鍵は開けなかった





要の近くにいたかったけれど
会う勇気はなかった












差し込む陽が眩しくて
私は目覚めた



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