◆ 隷属執事



ひとりの日々が続いた




ひとりで起きた
ひとりで遊んだ
ひとりで食べた
ひとりで考えた
ひとりで寝た







いつも
誰かが隣にいたはずなのに
というもどかしさと
私は酷いことをした気がする
という後ろめたさに
時々意味の分からない涙が溢れた



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