君にありがとう


―――…

グシャッ―

「ねぇいつになったら消えてくれんの?」

「いい加減に辞めたら?学校」

「目障りなのよねぇ。死んでよ」

そう言いながら頭からゴミをかけてくるこいつらに私は慣れた。


「じゃ!!明日学校来ないの楽しみにしてるね♪」

そう言い連れてかれた体育館裏から彼女達は姿を消した。


そして…
「ふっ…ん…ふぇ…ぐずっ」

彼女達がいなくなった後、一人泣くのにも慣れた―――…
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