キミが好き。
 私の心ゎ、もやもやした。

 そしてあの忘れたはずの

 チクチクとした痛みが

 心に残った。

 
 わたしゎ、話をしていた子たちが

 トイレを出て行ったのを確認すると

 教室に戻った。


 なぜか、いつも以上にぼーっとする。


 移動教室の時、くらくらしてるなって


 おもってて階段をのぼっていたら


 体制がくずれて私ゎ「落ちる」って

 おもって目をつぶっていたら


 背中がふわっとした。



 目を開けるとあいつの姿があった。

 ぇ??

 よく見てみるとあいつが私の下敷きに


 なってくれている。

 「ぁ、ごめん」


 わたしゎ急いで言った。

 そしたら予想外な返事。


 「俺ゎいいけどお前ゎだいじょうぶか??」


 焦ったような口調で私を覗き込んでいる。

 「お前、さっきからボーッとしてるから

 保健室行くぞ」

 そう言って強引に「乗れ」っといって

 おんぶしてくれた。

 
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