思う空*運命の人
4.出会い
私は人通りの少ない裏道に座り込んでいた。
もう死にたい…
生きてても意味がない。
てゆうか生きる意味が分からない。
きっと私が死んだって、悲しむ人なんて誰もいない。
もぉ、何も分からない…
そんな私の前に数人の男が現れた。
私は、無視して座っていた。
そしたら1人の男が腰をかがめて、
「君、1人?」
何いってんの、この人普通に分かるでしょ。
「だったら何ですか?放してください」
彼の顔は暗くてよく見えないが多分不良だ。
そして彼が笑ったのが分かった
「フッ、じゃあ俺逹とイイことして遊ばない?」
何なのこの人、まじキモい。
私制服なんだけど。
なんか色んな事有りすぎてイライラしてきた。
「結構です。放してください」
「そんな事言わないでさーねっ?行こっ!!」
「やめてください!!!」
私は手を振り払おうとしたが、男の力には勝てなかった。
「チッ、お前ら連れて行け」
私はこの時初めて恐怖を感じた。
「イヤっ!!放して!!誰か助けてっ!!!」