思う空*運命の人
バレない様に必死に体を押さえた。
ヤバい…
バレちゃうよ。
「送ってやる」
えっ?
送る?私を!?
「大丈夫です、1人で帰れます」
あの家には帰んない…
そお決めたから。
「その体じゃ無理だろ。来い」
腕を掴まれて大通りに出た。
「本当に平気です、放してください!」
このままじゃ家に帰らなくちゃなんない。
そんなの嫌っ
でも、そしたら私は何処に行けばいいんだろう。
行くとこ何か無いか。
私は抵抗するのを止めた。