思う空*運命の人
「それはこれから考えます」
考えるも何も野宿しか無いだろ。
すると彼が
「ハァ、おい倉庫行け」
倉庫?
何の?
仕事の工場の事かな?
「倉庫って何のですか?」
私が聞くと、えっ!?て感じで見てくる。
そんな変な事言ったっけ?
「俺の事知らないのか!?」
「えっ龍也さんですよね?」
びっくりして答えると
「フッハハッやっぱおもしれーな、お前っ」
龍也さんが凄く笑ってる。
Why?
「えっと…なんか変な事言いましたか?」
すると龍也さんが真剣な表情に戻り。
「もう一回自己紹介してやる。良く聞いてちゃんと覚えろ。いいな?」
なんかいきなり緊張してきた。
「俺は<龍王>十代目総長 安彩龍也だ。」