思う空*運命の人
龍王?
総長?
十代目?
まさかとは思うけど…
いや、でも…
さっきも喧嘩強かったし、龍也さんも言われて見れば確かにそんな気もする。
思い切って聞いて見るしかないな…
「あの、それって暴走族ですか?」
「…あぁ」
ほえー
なんか凄いな。
でも龍也さんが、何故か悲しい顔をしていた気がした。
「どうかしましたか?」
すると龍也さんがフッと冷たく笑った。
なんか胸が苦しくなった。
何でそんな顔するんだろ?
龍也さんが冷たい目で私を見た。
「やっぱ俺みたいなんと、関わりたく無いよな。何か悪かった…」
何で…
何でそんなに悲しいそうなの。
「私は関わりたく無い何て思いません。むしろかっこいいと思います。それに龍也さん私の事助けてくれたし、優しいじゃないですか。人は中身じゃないですか?」
私は思っていた事を言った。
龍也さんに届いて欲しい、そう思った。
「変な奴…」
今度は優しく笑った。
凄く嬉しかった。